思ったより大学院生活が楽しい話

2. 大学院生の生活

私は今まで、大学院生と聞くと正体不明の何かの研究をする人だとずっと思ってきた。
そんな私がその大学院生になるとは夢にも思っていなかったし、実際に自分が想像していたものとは大きく異なっていた。


まず、大学院生というと理系と文系でイメージが大きく異なると思う。
理系科では主に実験室で実験をすることが多いから、世間から見た大学院生のイメージはこちらに近いだろう。
翻って、文系は基本的には文献調査になるので、いわゆる理系大学院生のイメージはない。
私の専攻でも実験室はないし、各々がマイクロソフトワードに悶々と何かを打ち込んでいく作業だ。


こうした文系的な大学院生にとって、大学院とは大学のおかわりであるといえる。
4年間で飽き足りなかったから、修士であればもう2年延長しようということだ。


学部での研究が満足いくまで詰められなかった。
大学院で新たな分野の研究をしてみたい。


こういった学生が多い。
私の場合は学部時代に卒論が不要だったので、まずは論文の体裁を覚えるところから勉強した。
初めは大学院生になったので仕方なく論文を書く、ぐらいに思っていたが、最近では自分の知恵のアウトプットの一つとして、2年間やってきたことを一つの作品として世に出すということは何とも感慨深い、と思うようになった。


さて、大学院生活は思ったよりも遥かに楽しい。
まず、学部生と違って卒業要件が30単位と少ないので、普通に履修すれば1年時にはすべての単位を取り終える。
残った時間は100%研究に充てられるし、私は自分の好きな読書や勉強もする時間が十分にある。
また、周りの学生が優秀で、知的好奇心が満たされる。
日々、優秀な学生たちと学問の話ができるのがこの上なく快感だ。
こういった学問の場に身を置くことは、独学では習得できない知恵を拝受する機会に恵まれることでもある。


プライベート面においては、好きな時間に起きて好きな時間に寝られるし、好きな時間にご飯を食べられるので、何不自由ない生活を送っている。
もしあなたが三度の飯より勉強が好きなのであれば、ぜひ大学院生になって大好きな勉強をして満喫してもらいたいと思う。

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